【なでしこ】高倉体制最多9得点で台湾を圧倒 東アジアE―1選手権初戦

スポーツ報知
前半7分、先制のゴールを決める岩渕真奈

◇東アジアE―1選手権 日本9―0台湾(11日・釜山)

 なでしこジャパンは東アジアE―1選手権の初戦で台湾と対戦し、9―0で圧勝した。2016年4月に高倉麻子監督(51)が就任し、チーム最多得点を更新。これまでは、18年4月の親善試合・ガーナ戦(7〇1)、同年8月のアジア大会・ベトナム戦(7〇0)の7得点だった。

 前半7分、FW岩渕真奈がドリブルで突破し、右足シュート。早々に先制した。その2分後には、ペナルティーアーク付近でパスを受けたFW田中美南が、相手2人に囲まれながらもターンでかわし、冷静にゴールへ流し込んだ。勢いに乗った日本は、前半だけで5得点。相手に攻め込まれることはほとんどないまま、後半にも加点を重ね、計9得点で完封勝利を収めた。

 試合後、高倉監督は「選手同士がコンビネーションのところなど、工夫してゴールに向かえたと思う。世界と戦うときには各国強烈なストライカーがいる。日本の特徴である、色んな選手がボールに絡みながら、ゴールに向かうことをして、色んな選手が得点に絡めたのは収穫だった」と振り返った。

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