【なでしこ】岩渕9点火付けゴールも「もっとチャンスはあった」
スポーツ報知
◆東アジアE―1選手権第1戦 日本 9―0 台湾(11日・釜山アジアド競技場)
4大会ぶりの優勝を目指すなでしこジャパンは台湾との初戦に臨み、高倉麻子監督(51)が就任後、最多得点となる9ゴールで圧倒した。
試合は前半7分、代表で初めてキャプテンマークを巻いたFW岩渕真奈(26)=INAC神戸=のゴールで先制。勢いにのったチームは前半だけで5得点をたたき出し、後半も手を緩めることなく4点を追加した。2得点1アシストをマークした岩渕は「良い間合いで3人くらい抜けて、良いコースにも飛んで良かった」と納得の表情。一方で「9点取れたことは良かったけど、欲を言えばもっとチャンスはあった」と反省も忘れなかった」。
この日は9得点中、3得点が代表初ゴール。前半44分、DF松原が左クロスに飛び込むとクリアボールが当たってゴールに吸い込まれた。後半9分に開催地・韓国でプレーするFW池尻がPKを決めて追加点。同21分には、代表デビュー戦だったDF清家がFKから頭でたたき込んだ。代表3試合目で初得点を記録した松原は「思い切って飛び込んだら、うまく足に当たってくれた」と喜びをかみしめた。