INAC神戸 新監督にエンゲルス氏が就任 クラブ初の外国人監督

 サッカー女子プレナスなでしこリーグのINAC神戸は9日、来季の新監督に今季J2京都でコーチを務めたドイツ出身のゲルト・エンゲルス氏(62)が就任すると発表した。クラブ初の外国人監督となる。

 エンゲルス氏は1990年に来日し、兵庫・滝川二高のコーチなどを経て、93年に横浜F(現横浜M)のコーチに就任。横浜F、京都の監督時代には天皇杯優勝に導いた実績を持つ。市原(現J2千葉)、浦和、モザンビーク代表監督なども歴任。昨季途中までJ1神戸のヘッドコーチも務めていた。

 クラブを通じて「この素晴らしいチームの監督になることを非常にうれしく思っています。チームがもっともっと強くなるために選手やクラブに関係する皆さんと一緒に頑張りたいと思います。それに向かって私は準備します! Are You Ready? WE are Ready! INAC 2020 NEW CHALLENGE!」とコメントした。

 INAC神戸は今季、皇后杯で準決勝進出を果たしているが、リーグ戦では3位に終わり、6年連続優勝から遠ざかっている。先月5日には鈴木俊監督の今季限りでの退任を発表していた。

 安本卓史社長はエンゲルス氏招聘(しょうへい)の理由について「指導経験が豊富で、INAC神戸のサッカーをより高みへ導いてくれる」と説明した。また、エンゲルス氏の娘マリコさんがドイツやイングランドで女子サッカー選手としてプレーしていることから「女子サッカーに対する理解もある」と期待を込めた。

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