【F東京】リーグ優勝のリベンジへ 健太監督「今も十分勝てるメンバー。最大限に生かす方法を」

スポーツ報知
長谷川健太監督

 J1リーグ2位でシーズンを終えたF東京は9日、東京・小平市内で解団式を行った。年間通して優勝争いに絡み、8日に都内で開かれたJリーグの年間表彰「Jリーグアウォーズ」では、一クラブ最多の6人がベストイレブンに選出された。

 優勝をかけて直接対決した横浜M戦から2日がたち、長谷川健太監督(54)は「十分に勝てるメンバーだと思うので、補強ありきではなく、トライすべきことがあると思う。今のメンバーを最大限に生かすやり方を少し考えていきたい」。来シーズンの初戦は、1月28日のACLプレーオフとなる。就任3年目に向けて、「ゆっくり休む間もないが、G大阪の時もやっている。タイトル目指してやっていきたい。あと一歩、というのが大きなあと一歩だと思うが、そこにチャレンジしていきたい」と気合を込めた。

 ラグビーW杯開催によるアウェー8連戦など厳しい条件だった今季、主将としてチームをけん引したMF東慶悟(29)は、「チャンピオンを目指してやってきて、届かなかったことは悔しいし、残念。でもやりきった自負はある。(優勝という)宿題を残しているので、修正してまたチャレンジしていきたい」と気合を込めた。シーズン中は、他クラブの状況や選手の考え方を得るためインターネットの記事を読んで情報収集しているというが「かなりハードな一年で、心も体も頭も使ったと思う。オフの間は記事もシャットアウトして、サッカーから切り替えたい」と旅行などでリフレッシュし来季に備える。

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