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14位浦和は大槻体制継続…立花代表「浦和を背負う責任とチームコンセプトを良く理解している」

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浦和は大槻毅監督体制を続投

 浦和レッズは8日、大槻毅監督(47)の続投を発表した。

 浦和は5月29日に成績不振によりオズワルド・オリヴェイラ前監督を解任。後任に大槻監督が就任し、J1リーグは9勝10分15敗で14位と苦しんだが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では準優勝を果たした。

 クラブ公式サイトを通じて立花洋一代表は「今シーズンの大槻監督は、5月末に前任監督の後を受けて就任していただきました。結果として、ACLでは準優勝、リーグ戦では、第14位と、当初目標としたJリーグとACLの2冠は達成できませんでした。リーグ戦の結果につきましては、国内外の連戦が続く中、チームづくりや準備に十分な時間がなかったことも要因の一つであり、クラブとして責任を痛感しております」と謝罪した。

 そのうえで来シーズンは「浦和レッズが目指すサッカーのコンセプトを明確に描き、実践するために、トップチームに特化したSD(スポーツダイレクター)・TD(テクニカルダイレクター)体制を構築し、強いリーダーシップのもと、監督・スタッフの任命を行うことにしました。選手理念にも掲げている『浦和を背負う責任』と、チームコンセプトを良く理解した大槻監督に引き続き担ってもらいます」とコメント。また、土田尚史SDも大槻体制継続について以下のように説明している。

「来シーズンに向け、浦和レッズが目指すべきことや、今シーズンの課題とその改善策について、大槻監督と話し合いを行って参りました。その中の重点項目の一つは、チームに『浦和を背負う責任』を植え付けることです。『浦和を背負う責任』とは何たるかを理解し、体現できるチームにすることです。その点において大槻監督は、ユース年代の指導時から『浦和』にかかわり、『浦和を背負う責任』を熟知しています。

 もう一つは、『個の能力を最大限に発揮すること』『前向きに、積極的に、情熱的に戦うこと』『攻守に切れ目なく、常にゴールを奪うためのプレーを展開すること』というチームコンセプトを明確にし、短期ばかりでなく、中長期的にチームを成長させていくことです。このコンセプトによるチーム作りのスタートにあたり、大槻監督にはその資質があると確信しました。来シーズンのチーム始動から、同じコンセプトを持った大槻監督に指揮を執ってもらい、一層、チームを成長させ、ピッチで選手が表現できるように、共に取り組んで参ります」

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