15年ぶりのJ1制覇を果たした横浜F・マリノスが一夜明けの8日、横浜市のみなとみらいエリアにある「象の鼻パーク」でサポーターへの優勝報告会を行った。東アジアE-1選手権(10日開幕、韓国・釜山)の日本代表メンバーに選出されているFW仲川輝人、DF畠中槙之輔、MF遠藤渓太は不参加だったが、アンジェ・ポステコグルー監督ら選手、スタッフが参加。駆けつけた約3000人のサポーターに直接、感謝の思いを伝えた。

▽黒沢良二社長「今日はたくさんの方にお集まりいただき感激です。昨日は最高の舞台で、最高のサポーターの皆様の前で、最高の結果を得ることができました。本当にありがとうございました。昨年12位の結果を受けて、クラブ一丸となって準備してきました。とにかく見ていて面白い、わくわくするアタッキングフットボール、これと優勝という難しい2つのチャレンジを成し遂げてくれました。世界一のサポーターの皆様のおかげで、これが可能になりました。目標はマリノスが常勝軍団になること。今日からまた新しいスタートを始めたい」

▽MF喜田拓也「1年間素晴らしいサポートをありがとうございました。マリノスファミリーみんなの力でJリーグ制覇を成し遂げることができました。横浜の街にたくさんのサポーターが集まってくれる風景はなかなか新鮮で、タイトルは素晴らしいものだと実感しています。横浜の街には強いFマリノスが似合うと思いますし、成し遂げるべくみんなで頑張ってきたので(突然、船の汽笛が鳴る)…なんでしたっけ?(笑)…成し遂げるべく頑張ってきたのでうれしいですが、これを続けていくことは難しいですが、チャレンジする価値があると思っています。一丸となって頑張っていきたいと思います。マリノスファミリーの皆さん、Jリーグ制覇、おめでとうございます」

▽ポステコグルー監督「オハヨウゴザイマス! 54歳だけど、堅い床(ステージ)に座らせるの勘弁してください、私たち、チャンピオンなんですからね(笑) 昨日のような特別な時間を皆さんと過ごせて、本当にうれしかったです。目の前にいる彼らが4つ目の星(優勝)をもたらしました。本当に誇りに思います。アリガトウゴザイマス!」