【横浜M】マンCと資本提携で助っ人大当たり…情報量は他クラブの100倍

スポーツ報知
15年ぶりの優勝を果たし、歓喜する横浜Mイレブン

◆明治安田生命J1リーグ最終節 横浜M3―0F東京(7日・日産ス)

 横浜Mは15年5月、マンチェスターCなどを傘下に置く英国のシティ・フットボールグループ(CFG)と資本提携した。Jクラブとしては初の外国資本との提携。当初は世界的スター選手の獲得などが期待されたが、補強リストには「資金的に手が届かない選手」(クラブ関係者)が並んだ。営業部などにも英国のノウハウが提案されたが、日本では通用しないものだった。「いずれ乗っ取られるのでは」という疑念もあり、両者はかみ合わなかったが、17年11月にCFGのサッカー責任者が来日。横浜市内の本社を訪れ、全社員と交流した。相互理解が進み、関係性は一変した。

 特に強化面。世界に60人のスカウトを派遣するCFGは、「Jクラブが10だとしたら、100とか1000の情報量」(同)を持つ。それらを活用して、マルコスやエジガルらの補強は的中。今季から外国籍選手の登録が無制限(1試合で最大5人)に拡大されたことでデータの重要性は増した。今季は助っ人だけで計38点を挙げる活躍をみせた。

サッカー

×