サッカーの東アジアE-1選手権(10日開幕、韓国)の日本代表に大学生で唯一、選出された大体大4年のMF田中駿汰(22)が、関西学生リーグの年間最優秀選手(MVP)に選ばれた。7日の関西学生サッカー・アウォーズで発表になった。

大体大は今季、2年連続5度目の優勝を飾り、田中はベストイレブンにあたる優秀選手賞、特別賞も受賞。個人賞で3冠、チームの優勝を含めると4冠となった。

既に北海道コンサドーレ札幌入りが内定。U-22(22歳以下)日本代表としては、6月のトゥーロン国際大会に出場している。ガンバ大阪ジュニアユース時代は、MF堂安の1学年先輩で、履正社高を経て大体大に進んだ。

関西が生んだスター候補生は、始めて挑むA代表での戦いを前に「選出されたからには、自分の力を最大限出して勝利に貢献したいです」と話していた。

大体大からの日本代表は、G大阪DF藤春以来になる。