【浦和】FW興梠、同じ13年加入~今季で退団のDF森脇を「最後は笑顔で送り出したい」

スポーツ報知
練習後に引き締まった表情を見せる浦和FW興梠

 浦和FW興梠慎三(33)が6日、J1残留がかかる最終節・G大阪戦(7日、埼玉)で必勝を掲げた。

 自身と同じ2013年に浦和に加入したDF森脇が今季限りで退団することが3日に発表された。15年にJリーグ第1ステージ(S)、16年に第2Sとルヴァン杯、17年にACL、18年に天皇杯とともに優勝に貢献してきたが、「僕もモリも7年間やってタイトルの数は少ないと思ってる。お互いほぼ毎試合出ていた選手なので、チームにタイトル(をもたらす)という意味で貢献できなかったのは強い思いがある」と振り返った。

 G大阪戦は森脇の浦和でのラストゲームとなる。興梠は「この時期は誰かが退団になる時期なので、寂しい思いはある。でも、あいつ(森脇)はあいつなりにこの7年間を『楽しかった』と言っているし、最後は笑顔で送り出したい」と“白星締め”を誓った。

 G大阪戦は、負けても9点差以内なら残留が確定する。直近6戦17得点と攻撃陣が好調な難敵に対し、「攻撃的な分、守備ではスペースが空いてくる。高い位置で取れればチャンスになる。最後なので、守備的にいかずに攻撃的にいって終わりたい」と見据える。

 今季は現在、12得点。横浜MのFW仲川、マルコスジュニオール(ともに15得点)を3点差で追う。直近の公式戦は6試合無得点と足踏みが続くが、「自分が3点決めればチームも勝つと思う。得点王よりチームタイトルが一番ほしい」。残留を決め、来季のタイトル獲得へつなげるゴールを狙う。

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