【浦和】DF森脇、契約満了で今季限りでの退団を発表「幸せな時間でした」

スポーツ報知
森脇良太

 浦和は3日、元日本代表DF森脇良太(33)が契約満了に伴い今季限りで退団することを発表した。

 堅い守備力と高い攻撃力が魅力で、主にセンターバックや右ウィングバックとして活躍。13年に広島から移籍加入し、7年間で182試合11得点を挙げた。17年のACLなど多くのタイトル獲得にも貢献し、明るいキャラクターでファン・サポーターから愛された。今季はリーグ16試合2得点と出場機会が減っていた。

 森脇はクラブを通じてコメントを発表。「もう少しだけ僕自身、浦和レッズでプレーできると信じ、まだまだやるべきことはあると思っていましたが、この結果になったのも全ては僕の実力不足です」「浦和レッズのエンブレムを胸にこのクラブで戦う責任と覚悟とプレッシャー、魂はどれも幸せな時間でした」と記し、最後は「愛情をくれたたくさんの方に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。心の底から…ありがとう!!ビッグスマイル。それではみなさん12月7日、埼玉スタジアムお待ちしております」と結んだ。

 7日の最終節・G大阪戦(埼玉)が浦和でのラストマッチとなる。今後は出場機会を求めて他クラブでのプレーを見据えており、関係者によると、すでに複数のクラブが獲得に乗り出しているという。

 ◆森脇 良太(もりわき・りょうた)1986年4月6日生まれ、広島県出身。33歳。広島ユースから2005年にトップ昇格。13年に浦和加入。15年にJリーグ第1ステージ(S)、16年に第2S、同年ルヴァン杯、17年にACL、18年に年天皇杯で優勝に貢献。日本代表に11、13年と選出され、国際Aマッチ3試合0得点。177センチ、75キロ。

サッカー

×