本田圭佑、初フル出場も逆転で5連敗 スルツキー監督が辞任を表明「責任感じる」

スポーツ報知
本田圭佑

 【ヘーレンフェイン(オランダ)29日=本田千尋】フィテッセに加入した元日本代表MF本田圭佑が、ヘーレンフェイン戦で2試合連続で先発出場した。守備的MFで加入後初のフル出場となったが、チームは2点のリードを守れずに2―3で敗戦。試合後には5連敗の責任を取り、本田の獲得を熱望したスルツキー監督(48)が辞任を表明した。

 救世主にはなれなかった。逆転負けを喫した試合後、本田にとってCSKAモスクワ時代の恩師で、自身の獲得を望んでくれたスルツキー監督が辞任を表明。「彼がいたからここに来た。状況を救ってあげるために来たので責任を感じるし、非常に残念」と唇をかんだ。

 前節は攻撃的MFだったが、今回はボランチで出場。「50点ぐらいかな」と自己評価は厳しめだったが、つなぎ役として攻撃のリズムを生みだし、一時は2点のリードを奪った。半年ぶりにフル出場も果たし「ブランクは感じない。体もいけているので、それだけでも非常に収穫」と前を向いた。

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