【横浜C】カズ「もっと上を目指す」J1定着を宣言

スポーツ報知
J1復帰を決めた試合から一夜明け、サポーターにサインをする横浜C・三浦

 13年ぶりJ1昇格を決めた横浜Cは25日、クラブハウスで今季の解散式を行った。来季は東京五輪の影響で、今季のリーグ開幕より1週間早い2月16日にルヴァン杯が始まるが、FW三浦知良(52)は「いつも通りに調整して、もっと上を目指す」とマイペースにJ1定着を見据えた。

 歓喜から一夜。クラブハウスには、所狭しとお祝いの花が並び、平日にもかかわらずファン約50人が集まった。サングラスにパーカとリラックスした姿で登場したカズは「(前日は)サポーターの大声援を聞いた途端、泣きそうになっちゃったけど。今日はいつもと変わらないね」と柔和な笑顔で記念撮影やサインに応じた。

 昇格はあくまで通過点だ。13年前の06年にはJ2で26勝(今季は23勝)し優勝したが、翌07年にはJ1でわずか4勝。1年で降格の憂き目に遭った。カズは「13年前は今よりも勢いというか、イケる雰囲気があった」と振り返りつつ、「今季は、そんな甘いものじゃないと最後まで全員で言い聞かせてきた。誰か一人が欠けても昇格できなかったし、もっと上を目指したい」とJ1定着を宣言した。

 来季は公式戦のスタート時期が早まり、準備期間も短くなるが、カズは「僕は、いつも早く調整しているからね。変わらない。いつも通り」と12月上旬に予定する恒例のグアム自主トレを見据えていた。

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