J1横浜F・マリノスが22日、横浜市内で23日のアウェー松本山雅FC戦へ向けて調整した。

リーグ戦は残り3試合で、チームは首位FC東京と勝ち点1差の2位につけている。松本戦に引き分け以上で今季初の首位浮上の可能性もある一戦に向けポステコグルー監督は「ここからの3試合は全て大事になる。簡単な試合はない」と力を込めた。

代表ウイークがあり、9日に行われた前節からは2週間が空いた。代表活動に参加していたDF畠中槙之輔やタイ代表DFティーラトンも戻り、負傷していたMF遠藤渓太や渡辺皓太、FWエジガル・ジュニオらも元気な姿をみせるなど、陣容は整いつつある。指揮官は選手らのコンディションに自信をみせ「みんな準備はできています。代表から畠中、ティーラトンもいい状態で戻ってきてくれた。変わらず自分たちのサッカーをやる」と意気込んだ。

代表帰りの畠中は「リカバリーもできているし、次はマリノスのために、残り試合に向けて集中して戦っていきたい」と1-4で敗れた19日のベネズエラ戦からの切り替えを誓った。現在17位と降格圏に沈む松本との一戦については「しっかり守備を固めてくると思うし、簡単には勝てない。シンプルに裏にも蹴りこんでくると思うし、警戒しないといけない」と気を引き締めていた。