浦和内定の青森山田MF武田が連覇へ「得点で引っ張っていく」…全国高校サッカー選手権抽選会 

スポーツ報知
青森山田の武田英寿主将(左)と米子北の田中秀麿主将

 第98回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が18日、東京・汐留の日本テレビで行われた。前年度王者の青森山田は、米子北(鳥取)との初戦が決まった。開幕戦は12月30日に国学院久我山(東京A)と前原(沖縄)の対戦が、駒沢陸上競技場で行われる。

 青森山田は、来季J1浦和内定の武田英寿(3年)主将を軸に、2000、01年度大会の国見(長崎)以来の連覇を目指す。前回大会の決勝では、唯一の2年生として先発出場し、流通経大柏を破って優勝した。昨季は、MF檀崎竜孔(りく・札幌)らJ内定の先輩が中心だったこともあり、周囲を生かすプレーが多かったという。だが、主将を任された今季は、「得点、アシスト、チャンスメイクとか結果でチームを引っ張っていきたい。強引でもシュートを打つようになった」と、シュート練習にも積極的に取り組み、貪欲にゴールを狙うようになった。試合前の移動中のバスでは、元ドイツ代表MFエジル(アーセナル)のプレー集を見て。「同じ左利きで、アイデアが豊富」とイメージトレーニングをしているという。

 優勝の喜びを味わった地は、浦和の本拠地の埼玉スタジアム。「埼スタでの決勝に必ず進んで、印象に残るプレーがしたい。先輩たちに素晴らしい景色を見せてもらった。今度はキャプテンとしてみんなに味わせたい」と意気込みを口にした。

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