日本代表初招集のFWオナイウ阿道(24=大分)が、16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)世代の活躍に割って入る。

チームは17日、大阪・堺市でキリンチャレンジ杯ベネズエラ戦(19日、パナソニックスタジアム吹田)に向け調整。森保監督は広島でのU-22日本代表の親善試合を指揮した後、すぐに大阪入り。午後7時から2時間以上、戦術練習を行った。リオ五輪世代ではMF南野、中島、橋本がA代表に定着。FW鈴木も頭角を現しており、オナイウは「(鈴木)武蔵君の方が代表に長くいるし、負けないように頑張らないと。競争して試合に出て点を取れれば」とライバル心をのぞかせた。

初の代表での練習に「蹴る、止める、パスの質が高かった」と振り返り「試合で使ってもらえたときにゴール、アシストどれだけできるか。前線で求められるのは結果」と得点への貪欲な気持ちを口にした。