◆国際親善試合 U―22日本代表0―2U―22コロンビア(17日、エディオンスタジアム広島)
U―22日本代表は17日、U―22コロンビア代表との親善試合に0―2で敗れた。
A代表を兼務する森保一監督(51)のもとで2017年12月に発足した同代表としては初の国内開催の試合。A代表の活動を回避して招集されたMF堂安律(21)=PSV=、MF久保建英(18)=マジョルカ=がダブル先発し、1トップの後方に位置するシャドーに入った。
0―0の後半2分、左クロスのクリアボールのこぼれ球をFWサンドバルが強烈シュート。GK大迫がはじいたが、ボールはゴールに吸い込まれた。同14分にはMFラミレスに2点目を奪われた。守備面では終始、中盤でボールロストして決定機を招くなど課題を露呈した。
攻撃では、1トップで先発した上田綺世(21)=鹿島=に代えて、後半開始から小川航基(22)=水戸=を投入。後半途中に布陣を3―4―2―1から4―4―2に変更して反撃を試みたが、無得点に終わった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191117-00000157-sph-socc
U―22日本代表は17日、U―22コロンビア代表との親善試合に0―2で敗れた。
A代表を兼務する森保一監督(51)のもとで2017年12月に発足した同代表としては初の国内開催の試合。A代表の活動を回避して招集されたMF堂安律(21)=PSV=、MF久保建英(18)=マジョルカ=がダブル先発し、1トップの後方に位置するシャドーに入った。
0―0の後半2分、左クロスのクリアボールのこぼれ球をFWサンドバルが強烈シュート。GK大迫がはじいたが、ボールはゴールに吸い込まれた。同14分にはMFラミレスに2点目を奪われた。守備面では終始、中盤でボールロストして決定機を招くなど課題を露呈した。
攻撃では、1トップで先発した上田綺世(21)=鹿島=に代えて、後半開始から小川航基(22)=水戸=を投入。後半途中に布陣を3―4―2―1から4―4―2に変更して反撃を試みたが、無得点に終わった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191117-00000157-sph-socc
各選手の採点と寸評は以下の通り。
大迫敬介 5
後半立ち上がりに一度は触りながらも後ろにこぼしてしまい先制点を献上すると、59分に追加点を献上。味方に当たって飛んできたボールをポストに衝突しながら掻き出した40分が最大のハイライトに。
立田悠悟 4.5
前半はうまく守備ラインを統率してはいたが、ビルドアップ時のミスが目についた。36分には自陣中央でボールを奪われ大きなピンチを招く。
板倉 滉 5.5
ビルドアップも対人守備も堅実にこなしていた。DF陣のなかでは、まだ安定していたと言えるが、完封できなければ高評価はつけられない。
岩田智輝 5(62分OUT)
周囲のサポートが少なかったこともあって、球離れが遅く相手に囲まれる場面が少なくなかった。攻め上がる機会はほとんどなく、持ち前の攻撃性能は発揮できず。
中山雄太 4.5
判断が鈍くパスミスが散見。もっとシンプルなプレーを選択しても良かった。守備でも相手のスピードとフィジカルを抑え込めなかった。
菅 大輝 6(62分OUT)
チャンスメイクという面では物足りなさが残るものの、フィジカルの強い相手に対してまったく怖気づくことなく、懸命に球際でファイトした。
田中駿汰 5.5(87分OUT)
中盤をよく走り、ボールホルダーに圧力をかけていたのは好印象。ただ一方で、動き過ぎてポジショニングが乱れがちだった。
菅原由勢 6.5
23分には右サイドを駆け上がりエリア内に侵入。クロスはつながらなかったものの、相手をヒヤリとさせた。後半途中からはSBで奮闘。
堂安 律 5(83分OUT)
厳しいチェックを受けながらもボールを失わない技術はさすが。しかし、なかなか前を向けずにゴールに迫れなかった。
久保建英 5
やはり警戒されていたのか、かなり激しいマークに苦しみ、決定機を作り出せず。見せ場のFKも枠外に飛ばしてしまった。
上田綺世 4.5(HT OUT)
ボールを呼び込めず、パスが来ても屈強な相手CBをかわしきれなかった。目立った活躍ができないまま前半のみで途中交代。
交代出場
小川航基 5.5(HT IN)
様々な動き出しで攻撃を活性化しようと試みた。しかし堂安からのパスに抜け出した81分の絶好機は決めなければいけなかった。
三好康児 5.5(62分IN)
積極的にスペースに顔を出してボールを受けると、果敢に仕掛けて攻撃に推進力をもたらした。ただしゴールにはつながらず消化不良に。
原 輝綺 5(62分IN)
左SBで起用されると、相手との距離感に気を使いながら後ろめに重心を置いた。それでも対面した相手にかわされる場面は少なくなかった。
食野亮太郎 ―(83分IN)
ボールタッチで細かいミスはあれど、なんとかビハインドの状況を打破しようとアクティブに仕掛けていったのは好印象。
前田大然 ―(87分IN)
ピッチに入ってすぐさま、持ち前のスピードを活かして相手にプレスをかけた。ただし出場時間が短く、見せ場はそのくらいだった。
監督
森保 一 5
後半途中からは4-4-2システムに変更したり、久保、堂安、三好を同時に起用したりと、トライしようという意図は見えたが、最後まで攻撃の有効策を見つけられず。この世代を率いて初となる国内での対外試合を、勝利で飾れなかった。
【U-22日本代表・総評】 5
攻撃時に連動性を欠き、パスがつながらない場面がしばしば見受けられたのは大きな反省材料。球際でも相手のフィジカルに押され気味で、畳みかけるような相手のアタックに飲まれて2失点。国内での初のテストマッチで悔しい敗戦を喫した。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191117-00348424-footballc-socc
後半立ち上がりに一度は触りながらも後ろにこぼしてしまい先制点を献上すると、59分に追加点を献上。味方に当たって飛んできたボールをポストに衝突しながら掻き出した40分が最大のハイライトに。
立田悠悟 4.5
前半はうまく守備ラインを統率してはいたが、ビルドアップ時のミスが目についた。36分には自陣中央でボールを奪われ大きなピンチを招く。
板倉 滉 5.5
ビルドアップも対人守備も堅実にこなしていた。DF陣のなかでは、まだ安定していたと言えるが、完封できなければ高評価はつけられない。
岩田智輝 5(62分OUT)
周囲のサポートが少なかったこともあって、球離れが遅く相手に囲まれる場面が少なくなかった。攻め上がる機会はほとんどなく、持ち前の攻撃性能は発揮できず。
中山雄太 4.5
判断が鈍くパスミスが散見。もっとシンプルなプレーを選択しても良かった。守備でも相手のスピードとフィジカルを抑え込めなかった。
菅 大輝 6(62分OUT)
チャンスメイクという面では物足りなさが残るものの、フィジカルの強い相手に対してまったく怖気づくことなく、懸命に球際でファイトした。
田中駿汰 5.5(87分OUT)
中盤をよく走り、ボールホルダーに圧力をかけていたのは好印象。ただ一方で、動き過ぎてポジショニングが乱れがちだった。
菅原由勢 6.5
23分には右サイドを駆け上がりエリア内に侵入。クロスはつながらなかったものの、相手をヒヤリとさせた。後半途中からはSBで奮闘。
堂安 律 5(83分OUT)
厳しいチェックを受けながらもボールを失わない技術はさすが。しかし、なかなか前を向けずにゴールに迫れなかった。
久保建英 5
やはり警戒されていたのか、かなり激しいマークに苦しみ、決定機を作り出せず。見せ場のFKも枠外に飛ばしてしまった。
上田綺世 4.5(HT OUT)
ボールを呼び込めず、パスが来ても屈強な相手CBをかわしきれなかった。目立った活躍ができないまま前半のみで途中交代。
交代出場
小川航基 5.5(HT IN)
様々な動き出しで攻撃を活性化しようと試みた。しかし堂安からのパスに抜け出した81分の絶好機は決めなければいけなかった。
三好康児 5.5(62分IN)
積極的にスペースに顔を出してボールを受けると、果敢に仕掛けて攻撃に推進力をもたらした。ただしゴールにはつながらず消化不良に。
原 輝綺 5(62分IN)
左SBで起用されると、相手との距離感に気を使いながら後ろめに重心を置いた。それでも対面した相手にかわされる場面は少なくなかった。
食野亮太郎 ―(83分IN)
ボールタッチで細かいミスはあれど、なんとかビハインドの状況を打破しようとアクティブに仕掛けていったのは好印象。
前田大然 ―(87分IN)
ピッチに入ってすぐさま、持ち前のスピードを活かして相手にプレスをかけた。ただし出場時間が短く、見せ場はそのくらいだった。
監督
森保 一 5
後半途中からは4-4-2システムに変更したり、久保、堂安、三好を同時に起用したりと、トライしようという意図は見えたが、最後まで攻撃の有効策を見つけられず。この世代を率いて初となる国内での対外試合を、勝利で飾れなかった。
【U-22日本代表・総評】 5
攻撃時に連動性を欠き、パスがつながらない場面がしばしば見受けられたのは大きな反省材料。球際でも相手のフィジカルに押され気味で、畳みかけるような相手のアタックに飲まれて2失点。国内での初のテストマッチで悔しい敗戦を喫した。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191117-00348424-footballc-socc