今季限りでパリ・サンジェルマンを退団する可能性が示唆されているフランス代表FWキリアン・エムバペ。

パリ・サンジェルマンとの契約は今季限りとなっており、以前から噂になっていたレアル・マドリーに加入する可能性が高いと伝えられている。

10代でフランス代表をワールドカップ優勝に導いたストライカーは、今季もフランス・リーグアンで圧倒的な力を発揮したものの、クラブの目標であるチャンピオンズリーグ優勝には手が届かなかった。

『Besoccer』によれば、今回そのキリアン・エムバペの去就について話したのはかつてフランス代表の中心的なディフェンダーとして活躍したマルセル・デサイー。

『BeIN Sports』の解説者としてチャンピオンズリーグのコメンテーターを務めていたデサイーは、エムバペについて以下のように語っていたとのこと。

「もしサッカーをビジネスと考えるのであれば、私なら3億5000万ユーロ(およそ584.6億円)をもらってサウジアラビアに行く。そして来年26歳で戻ってきて、ワールドカップ2026に行くよ。

確信できないからだよ。レアル・マドリーがキリアン・エムバペにとって完璧な場所であるのかどうかがね。

レアル・マドリーにはヴィニシウス・ジュニオールがいる。ジュード・ベリンガムがいる。エムバペが求めるようなナンバーワンの立場になれるとは思わないよ」

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キリアン・エムバペはパリ・サンジェルマンでクリストフ・ガルティエ監督のもと1トップで起用された際に不満を述べていたこともあり、ある程度ポジションが限られるタイプでもある。

レアル・マドリーは前線にヴィニシウス、ロドリゴ、ベリンガムなどウインガーやシャドーの人材が多いため、デサイーは「エムバペにとって最適な場所ではないかもしれない」と感じているようだ。

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