左足を負傷したレアル・ソシエダードのスペイン人DFスベルディア(27)が、今季の残り4試合を欠場する見込みだとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が6日に報じた。

スベルディアは4日、出場停止で欠場したスペインリーグ第34節ラスパルマス戦後に行われた練習で左足を痛めた。クラブはその翌日に実施した検査で左足大腿(だいたい)二頭筋負傷と診断されたことを発表した。

ムンド・デポルティボ紙によると、スベルディアは来季の欧州リーグ出場が懸かるバルセロナ、バレンシア、ベティス、アトレチコ・マドリードとの残り4節の欠場を余儀なくされ、復帰は来季に持ち越しになるとのことだ。

スベルディアは今季、アルグアシル監督にとって絶対的なレギュラーの1人。ここまでセンターバックでル・ノルマンとコンビを組み、スペインリーグ30試合(先発29試合)に出場して2アシストを記録。重要な試合が残るため、スベルディアの不在はチームにとって大きな痛手となる。

スベルディアの代役はこれまで同様、試合に出るたびにそれなりの結果を残し、日々パフォーマンスが向上しているパチェコが務めることになると同紙は伝えている。

また、ここまでアルグアシル監督に6回招集されている、Bチーム所属の18歳のジョン・マルティンにトップチームデビューの可能性があるとのことだ。

(高橋智行通信員)