古巣ヘタフェ戦で2試合連続の途中出場となったレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)について、クラブの地元紙の評価はやや低かった。

Rソシエダードは前半13分にバレネチェアがヘディングシュートでリードを奪うも、前半のうちに同点に追いつかれ、そのまま1-1で引き分けた。

久保は前節アルメリア戦に続き2試合連続のベンチスタート。後半開始時に投入され、序盤はいつも通り4-3-3の右ウイングでプレー。その後、システム変更に伴い途中からトップ下にポジションチェンジ。そして後半34分に左サイドを鮮やかに突破して、ゴールラインギリギリところからマイナスのパスを送るも、サデュクがシュートを大きく外した。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは、この日のソシエダード選手に対して全体的に低く評価。久保については、「予期したとおり良くはなかったが、その切り込みで最もチャンスを作った選手だった」と寸評し、5点(最高10点)をつけた。

レミーロとル・ノルマンがチームトップの6点。続いてパチェコ、ハビ・ガラン、トゥリエンテス、バレネチェア、ベッカー、オドリオソラが久保と同じ5点、ミケル・メリーノ、ザハリャン、オヤルサバルが4点、トラオレがチームワーストの3点。エルストンド、サディク、ティアニーは採点なしとなった。

久保のスペインリーグ成績は25試合(先発21試合)、1862分出場、7得点3アシスト。Rソシエダードの成績は32試合13勝12分け7敗の勝ち点51で、欧州リーグ出場圏内の6位をキープしている。

次節は、26日にホームで首位レアル・マドリードと対戦する。(高橋智行通信員)