アーセナルのDF冨安健洋(25)は負傷のため敵地のウルバーハンプトン戦でベンチ外だった。

17日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦(0-1)で負傷から復帰後、初めて先発起用され、左サイドバックで奮闘したが、その試合で再び負傷。チームもCL敗退となった。ただ、今回のけがは軽度の打撲で、大事を取っての欠場となったようだ。

肝心の試合は前半終了間際にトロサールが先制し、後半アディショナルタイムにウーデゴールが加点して2-0で勝利。公式戦4試合ぶりの白星を挙げた。CL敗退後の初戦を無失点で飾り、アルテタ監督は「我々は勝利に値し、クリーンシート(無失点)で終えることができた」と喜んだ。

33試合で勝ち点を74とし、暫定首位に浮上。1試合消化の少ないマンチェスター・シティーが同73で2位、リバプールが同71で3位となっている。今後はプレミアリーグの戦いに集中することになるが、指揮官は「(CLで)バイエルンに負けたのは残念。まだリーグ戦は5試合残っている。そして我々は再び首位に立っている」と、残るタイトル獲得に全力を注ぐ。