1年前倒しでJ1プロ契約、21歳DFがU-23アジア杯で多彩な才能 元選手も太鼓判「最高」

【写真:Getty Images】
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前半12分に早速ミドルシュート

 U-23日本代表は現地時間4月19日、パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップのグループリーグ第2戦でUAE(アラブ首長国連邦)と対戦。前半早々に強烈な無回転シュートを放つなど、DF関根大輝が存在感を示している。

 16チームを4組に分けたグループリーグを実施して各組の2位以上が準々決勝に進出する今大会。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。

 大会初陣となった中国戦を1-0で勝利した日本は、UAEとの対戦でも早速チャンスを迎えた。前半12分、左からの横パスで駆け上がった関根へボールが渡る。トラップから鋭く右足を振り抜くと、無回転のシュートでUAEゴールを脅かした。

 枠には飛ばなかったものの、積極的に攻撃参加を見せる関根について、スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた林陵平氏は「最高ですね」と絶賛。「サイズあって上下動できるいい選手」「サポートの位置もいい」と太鼓判を押した。

 現在21歳の関根は、高校サッカーの名門静岡学園の出身。拓殖大学でプレーを続けると、2022年5月、在学中に2025年シーズンからの柏レイソル加入が内定した。特別指定選手として同年デビューしていたが、前倒しで今季から加入することになる。ここまで柏でJ1リーグ戦7試合に出場。立派な戦力となった関根が、U-23日本代表でも存在感を放っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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