【ドーハ18日=佐藤成】サッカーU-23(23歳以下)日本代表が19日、パリオリンピック(五輪)切符が懸かるアジア最終予選兼U-23アジアカップ(アジア杯)カタール大会第2戦UAE戦に臨む。

チームはドーハ市内で冒頭15分以外を非公開にして、23人全員で最終調整した。

DF西尾隆矢(22=セレッソ大阪)の退場により、大半を10人で戦った中国戦から中2日で迎える第2戦。初戦で決勝点を決めたMF松木玖生(20=FC東京)は、「今は全然自分的には体きつくないので、次につなげて今日やっていきたいなと思います」とコンディション面について明かした。

10人での戦いを今後につなげる。「いい予行練習じゃないですけど、1人少ない場合の試合もできたんで、しっかりと次は11人で勝ち切るような姿を見せたいなと思います」。

相手はDFラインを引いて守ってくる可能性もあるが、不安はない。「タフな試合になる」と警戒しつつも「ブロックを敷いてくるには敷いてくるんですけど、所々空いてるところもあるし、特にサイドバックの裏とか結構空いてたので、そういうところも狙っていけたらいいかなと思います」。パンチ力のあるミドルシュートも武器となる。「隙あらば狙っていきたい」。2戦連発でチームを連勝スタートに導く。