松木玖生が決勝弾! U-23日本代表は1人退場も中国撃破、パリ五輪予選白星スタート
決勝ゴールを挙げたMF
[4.16 AFC U23アジア杯GL第1節 日本 1-0 中国 ドーハ]
U-23日本代表は16日、パリオリンピックアジア最終予選を兼ねたAFC U23アジアカップ2024のグループリーグ初戦でU-23中国代表と対戦し、1-0で勝利。前半9分にMF松木玖生(FC東京)が先制点を挙げた。同17分にDF西尾隆矢(C大阪)がレッドカードで退場したが、残り時間を10人で守り切り、白星スタートを切った。19日の第2戦ではUAEと対戦する。
日本は4-3-3の布陣を敷く。GKは小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、4バックは左からDF内野貴史(デュッセルドルフ)、DF高井幸大(川崎F)、西尾、DF関根大輝(柏)。アンカーはMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、インサイドハーフは左が松木、右がMF山本理仁(シントトロイデン)。前線3人は左からMF平河悠(町田)、FW細谷真大(柏)、MF山田楓喜(東京V)が並んだ。[両スタメン&布陣]
8大会連続のオリンピック出場と8年ぶり2度目の今大会優勝を目指す日本は早々に先制。前半9分、関根が右サイドの深い位置までボールを運び、後ろに戻す。山田楓が利き足の左足でクロスを上げると、相手守備ラインを絶妙なタイミングで抜けた松木が左足ボレーで押し込んだ。
一気に畳みかけたい日本だが、前半17分に数的不利に陥る。西尾がMFジャ・フェイファンに左ひじを当ててしまい、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックの末に主審にレッドカードを出される。残り時間を10人で戦うことになった。
直後の最終ラインは左から松木、高井、関根、内野貴で対応。前半21分に山本を下げ、DF木村誠二(鳥栖)を投入し、4-4-1の形を取る。最終ラインは内野貴、高井、木村、関根が並んだ。中盤の底に藤田と松木、左サイドに平河、右サイドに山田楓を配置。最前線に細谷が立った。
その後は中国の猛攻を食らうも、日本が跳ね返していく。前半38分にはMFタオ・チャンロンに左足シュートを打たれると、クロスバーを直撃。FWフェイエルディン・アイスカルにもシュートを打たれるが、これは小久保が防ぎ切った。
前半終了まで中国の攻撃を受けたが、無失点のまま1-0で後半に折り返した。中国はハーフタイムで2枚替え。フェイエルディンとリュウ・ジュンシャンを下げ、MFシェ・ウェネンとFWデュ・ユエチェンを出場させた。
後半2分、中国に決定機を作られる。デュ・ユエチェンにサイドを突破されて折り返されると、シェ・ウェネンに自陣PAまで持ち込まれる。だが、小久保が飛び出してブロック。絶体絶命のピンチを切り抜けた。
日本は後半21分に2枚替え。平河と山田楓に代えて、FW藤尾翔太(町田)とMF佐藤恵允(ブレーメン)を投入。佐藤が左サイドハーフ、藤尾が右サイドハーフに入った。
ピンチを跳ね返し続けた日本は、チャンスを作りに行くことなく守備に徹する。後半45分には細谷と内野貴を下げ、FW内野航太郎(筑波大)とDF鈴木海音(磐田)を投入。そのまま残り時間を守り切り、1-0で初戦を勝利で飾った。
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2024特集
●パリオリンピック(パリ五輪)特集
U-23日本代表は16日、パリオリンピックアジア最終予選を兼ねたAFC U23アジアカップ2024のグループリーグ初戦でU-23中国代表と対戦し、1-0で勝利。前半9分にMF松木玖生(FC東京)が先制点を挙げた。同17分にDF西尾隆矢(C大阪)がレッドカードで退場したが、残り時間を10人で守り切り、白星スタートを切った。19日の第2戦ではUAEと対戦する。
日本は4-3-3の布陣を敷く。GKは小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、4バックは左からDF内野貴史(デュッセルドルフ)、DF高井幸大(川崎F)、西尾、DF関根大輝(柏)。アンカーはMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、インサイドハーフは左が松木、右がMF山本理仁(シントトロイデン)。前線3人は左からMF平河悠(町田)、FW細谷真大(柏)、MF山田楓喜(東京V)が並んだ。[両スタメン&布陣]
8大会連続のオリンピック出場と8年ぶり2度目の今大会優勝を目指す日本は早々に先制。前半9分、関根が右サイドの深い位置までボールを運び、後ろに戻す。山田楓が利き足の左足でクロスを上げると、相手守備ラインを絶妙なタイミングで抜けた松木が左足ボレーで押し込んだ。
一気に畳みかけたい日本だが、前半17分に数的不利に陥る。西尾がMFジャ・フェイファンに左ひじを当ててしまい、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックの末に主審にレッドカードを出される。残り時間を10人で戦うことになった。
直後の最終ラインは左から松木、高井、関根、内野貴で対応。前半21分に山本を下げ、DF木村誠二(鳥栖)を投入し、4-4-1の形を取る。最終ラインは内野貴、高井、木村、関根が並んだ。中盤の底に藤田と松木、左サイドに平河、右サイドに山田楓を配置。最前線に細谷が立った。
その後は中国の猛攻を食らうも、日本が跳ね返していく。前半38分にはMFタオ・チャンロンに左足シュートを打たれると、クロスバーを直撃。FWフェイエルディン・アイスカルにもシュートを打たれるが、これは小久保が防ぎ切った。
前半終了まで中国の攻撃を受けたが、無失点のまま1-0で後半に折り返した。中国はハーフタイムで2枚替え。フェイエルディンとリュウ・ジュンシャンを下げ、MFシェ・ウェネンとFWデュ・ユエチェンを出場させた。
後半2分、中国に決定機を作られる。デュ・ユエチェンにサイドを突破されて折り返されると、シェ・ウェネンに自陣PAまで持ち込まれる。だが、小久保が飛び出してブロック。絶体絶命のピンチを切り抜けた。
日本は後半21分に2枚替え。平河と山田楓に代えて、FW藤尾翔太(町田)とMF佐藤恵允(ブレーメン)を投入。佐藤が左サイドハーフ、藤尾が右サイドハーフに入った。
ピンチを跳ね返し続けた日本は、チャンスを作りに行くことなく守備に徹する。後半45分には細谷と内野貴を下げ、FW内野航太郎(筑波大)とDF鈴木海音(磐田)を投入。そのまま残り時間を守り切り、1-0で初戦を勝利で飾った。
(取材・文 石川祐介)
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