シーズン佳境を迎えている欧州サッカーシーン。22日には上田綺世が所属するフェイエノールトと小川航基と佐野航大が所属するNECナイメーヘンがオランダの国内カップ決勝で対決する。

フェイエノールトは今季序盤に得点を量産していたメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが不調に陥っており、上田綺世の先発を試してもいいのではという声もある。

ただ、かつてフローニンゲンなどでプレーしたケース・クワクマンは、『ESPN』でこう話していたそう。

「この大事な試合でヒメネスを代えることは想像できない。それなら、もっと早くやるべきだった。

ただ、まだ4回のトレーニングセッションが残っているので、上田が素晴らしくやるかもしれない。まだ可能性はある。

当然ながら、ヒメネスの問題だけではない。(周りからの)供給もなければいけない。彼の後方にいる選手たちのせいでもあるが、ヒメネス自身のせいでもある。(直近の試合では8回しかボールを受けられなかったが)彼はもっとゲームに関与しようとしなければいけない。そこはまだ改善できる。まだ若いしね。

我々は彼に多くを期待しているが、それはウィンターブレイク前にあれだけ活躍したフェイエノールトのストライカーとして当然のことだ。それ以降は少し違う見方をするようになったが、彼はそれに対処しなければならない。彼の精神状態はいいと思うが、スロット監督がどのくらい信頼を寄せ続けるかは疑問が残る」

決勝戦でいきなり上田が先発に抜擢される可能性は高くないと感じているようだ。

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注目の一戦は日本時間22日(月)午前1時にキックオフされる。

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