セレッソ大阪は、次節13日に川崎Fを本拠地ヨドコウに迎え撃つ。開幕7戦無敗(4勝3分け)で3位につけており、ベンチでは心強い選手が出番を待つ。

C大阪の川崎Fキラーといえば、下部組織出身でプロ7年目のFW山田寛人(24)になる。

直近の公式戦では、C大阪にとって川崎Fは6戦不敗(3勝3分け)と好相性。昨季J2仙台に期限付き移籍していた山田にとっては、その前年の22年はルヴァン杯を含めて、公式戦3戦3発の好結果を残した相手だ。J1記録に並んでいた川崎Fのホーム無敗記録を、25試合でストップさせるゴールもあった。

「あまり自分自身は意識していないが、点を取りたい、勝ちたいと思うので頑張りたい」

10日は大阪市内での練習が一般公開され、終了後はサポーターに激励されて引き揚げてきた。

今季はキャンプでの故障で出遅れたものの、開幕6戦目の3日柏戦で初めてベンチ入りし、後半途中から初出場。前節7日の新潟戦を含め、2試合とも3トップの左で途中出場している。本来はセンターFWだが、技術力も高く、すぐに適応している。

「どこで出たいとか、言える立場ではない。出たら自分のよさを発揮して勝利に貢献するだけ。失敗を恐れることなく、トライしていく立場。ガンガンやっていきたい」

今回の川崎F戦も後半途中からの出場が濃厚。下部組織が生んだエース候補が、22年7月16日のG大阪戦(パナスタ)以来となるJ1通算7点目を狙う。

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