川崎がFC東京に快勝 鬼木監督「ここからがスタート」

 前半、先制ゴールを決め喜ぶ川崎・脇坂
 前半、先制ゴールを決める川崎・脇坂(右)
 前半、先制ゴールを決め、喜ぶ川崎・脇坂(右から2人目)
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 「明治安田J1、川崎3-0FC東京」(30日、Uvanceとどろきスタジアム)

 リーグ戦3連敗中の川崎が今季ホーム初勝利を挙げ、クラブのJ1のホーム通算200勝を達成した。

 今季ホームで勝利がない川崎は前半34分、左サイドを駆け上がったDF三浦のクロスに対するクリアボールがポストに跳ね返ったところを、MF脇坂が左足で押し込み先制点を挙げた。

 後半に入っても川崎の攻勢は続き、後半19分にはMF橘田とのワンツーでペナルティーエリア内に進入した三浦が左足でシュートを放つも、これはゴール右へと外れた。それでも後半39分に途中出場の新人MF山内が左サイド深く切り込み、折り返しをFW山田が決めて追加点を奪う。

 さらに後半ロスタイムには、MF橘田の得点でFC東京にとどめを刺す3点目を取っての完勝。鬼木監督は「自分たちがこれから目指していこうというものをアグレッシブに出してくれたと思う。この1勝に満足するのではなく、ここからがスタート。とにかく次の試合に勝たないと意味がない」と振り返った。

 FC東京との「多摩川クラシコ」でのJ1ホーム通算200勝達成に「いろんな方々の歴史が詰まったもの。200勝という記念のゲームがクラシコの勝利や今季ホーム初勝利とか、いろんなものが詰まったからこういうゲームができたと思う。201勝目にしっかりとつなげていきたい」と節目の勝利での喜びを語った。

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