YS横浜、初登場ルヴァン杯で初勝利! 殊勲弾の松村航希「120%くらいの力が出た」…倉貫監督は対戦機会に感謝

スポーツ報知
YS横浜の倉貫一毅監督

◆YBCルヴァン杯 ▽1次ラウンド1回戦 YS横浜1―0水戸(6日・ニッパツ三ツ沢球技場)

 JリーグのYBCルヴァン杯が開幕し、1次ラウンド1回戦が9試合が行われ、YS横浜や沼津などが2回戦に進出した。J1に加え、今季からはJ2、J3のクラブも参戦し計60クラブで争われる。J3のYS横浜は、クラブ史上初めてルヴァン杯に登場し、水戸に1―0で勝った。YS横浜が天皇杯を含む公式戦でJ2以上に所属するクラブに勝利するのは、14年のJ3参入後初めて。

 殊勲弾は後半22分に生まれた。GKからのロングボールからの競り合いでつないだボールをFW道本大飛が広い、ペナルティーアーク付近から右サイドへ横パス。FW松村航希が右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。

 格上クラブとの対戦に「モチベーションが高く、120%くらいの力が出たんじゃないか」と笑顔。「自分たちJ3が上のカテゴリとやる機会はあまりないので、自分たちの力をこういうところで示したかった」とうなずいた。

 ルヴァン杯の次戦はFC東京との対戦となる。「練習試合ではやったことがあるけれど、公式戦という機会はなかった。いい雰囲気でできると思うので、そういうのもモチベーションになった」と意気込んだ。

 YS横浜の倉貫一毅監督は勝利を喜びつつ「君たちはこれだけできる。これを基準にしないといけない」とイレブンに呼びかけたという。今回、大会レギュレーションが変わったことで格上と対戦する機会を得ることができた。「彼らが気付く1つのきっかけになったのはすごくよかった。結果も出て、成長できる機会を与えていただいて良かった」と話し、次戦のJ3・松本戦に向けた大きな収穫に満足そうだった。

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