侍・井端弘和監督、J1川崎のホーム開幕戦始球式に“登板”…「侍ジャパン」コラボで盛り上げ

スポーツ報知
侍ジャパンの井端弘和監督(c)SAMURAI JAPAN

 サッカーJ1川崎のホーム開幕戦・磐田戦(3月1日・等々力)の始球式に、野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(48)が登場することが11日、分かった。井端氏が川崎市川崎区出身であることから、野球の代表監督がJリーグの試合を盛り上げる、異例のコラボが実現した。

 川崎のホーム開幕戦始球式には過去にも、野球界から2003年にパンチ佐藤氏、12年には同市在住の桑田真澄氏、18年に「川崎」という名前つながりで、川崎憲次郎氏が“登板”している。

 川崎のホーム開幕戦は、毎年大物ゲストが登場することで話題になっている。昨季は歌手・天童よしみが来場し、「絶対に負けたらアカン!」とテレビCMでおなじみの挨拶で川崎イレブンにエールを送った。さらに、始球式(クラブマスコットとのPK対決)で見事にゴール。さらに、サポーターが陣取るゴール裏へと駆け出し、コブシの効いたフロンターレのチャントを熱唱した。

 選手入場時は、即席の番台の上で選手を出迎えた。選手は「ゆ」と描かれたのれんをくぐり、歌姫が座る番台の横を通ってピッチへと向う演出も行われた。

 ホームタウンの川崎市は2024年に市制100周年を迎える。クラブは「歴史的な節目に向けて、川崎フロンターレとしても選手・スタッフ・サポーター・パートナーの皆さま一丸となって川崎市を盛り上げるべく、さまざまなイベントや企画を行ってまいります」としている。

 チームは今季公式戦初戦となるアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・山東戦(13日、中国・済南)に向け、9日に空路とバスで約12時間かけて現地入り。10日から悲願のアジア制覇へ調整を始めている。

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