Jリーグ、秋春制が最終決定へ…理事会がスタート 52クラブが賛同、早ければ26年から実施へ

スポーツ報知
Jリーグ理事会の冒頭であいさつする野々村芳和チェアマン(中央奥)

 Jリーグの理事会が19日、都内で始まった。早ければ2026年に現行の2月開幕の「春秋制」から8月開幕の「秋春制」へシーズン移行する案について、最終決定される。

 シーズン移行については今月14日の実行委員会でJ1、J2、J3の全60クラブが投票を行った。Jリーグが提示した選択肢は〈1〉シーズン移行実施を決め、残された課題を継続検討する〈2〉現段階ではシ穽ズン移行を決めず、数カ月の検討期間を目安に継続検討する〈3〉シーズン移行を実施しない。継続検討を行わない―の3択。〈1〉が52票、〈2〉が7票、〈3〉は1票だった。

 計52クラブが賛同し、日本プロサッカー選手会(吉田麻也会長)も「基本的に賛成」の立場を示しており、反対意見は少ない状況となっている。この日の理事会(野々村芳和チェアマン+理事8人)で満場一致を目指し、意見が割れれば多数決で決議され、正式決定する見通しだ。

 シーズン移行はこれまでも議論されながら実現に至らなかった。Jリーグは暑さが厳しい6~7月の試合数減少、欧州主要リーグやアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との日程一致などをメリットに挙げ、2月から議論を再開していた。

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