【広州恒大】カンナバロ監督、0―2から第2戦で浦和に逆転宣言「重要なのは勝利への執念」

スポーツ報知
記者会見した広州恒大のカンナバロ監督(左)、FWタリスカ

 広州恒大(中国)は22日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦のホーム・浦和戦(23日、天河体育中心)の前日会見を行い、元イタリア代表DFのファビオ・カンナバロ監督(46)が意気込みを語った。

 敵地の第1戦(2日、埼玉)は0―2で敗戦。MFパウリーニョ、タリスカ、FWエウケソンのブラジル人トリオの攻撃力を生かせず、無得点に終わった。不利な条件で臨むホームの第2戦へ向けて、指揮官は「0―2からいかにチェンジできるか、私たちはその能力とチャンスを持ってる。明日の試合で最も重要なのはフィジカルでも戦術でもなく、勝利への執念。勝つ心を持たないといけない」と気合を入れた。

 ACLは13、15年と2度制覇。今大会では準々決勝で前回王者の鹿島を破るなど、過去の決勝トーナメントでは日本勢に7戦全勝と圧倒してきたが、対浦和は1勝3敗1分けと苦戦している。第1戦を「浦和の勝つ心を感じたし、それが勝利につながった」と振り返り、「ファーストレグと同じ間違いをしないこと、改善していくことが重要だ」と語った。

 また、同席したタリスカは「浦和レッズは実力があるチームで、今は有利に立ってる。しかし、明日はホームで戦うアドバンテージを生かして、次のステージへ突破したい」と力を込めた。

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