ヴィッセル神戸トルステン・フィンク監督(51)が22日、「歴史をつくる」意気込みを示した。

大分トリニータとの天皇杯準々決勝(23日、ノエスタ)に向け、神戸市内で練習後に語った。指揮官は「カップ戦は特別。天皇杯で優勝を狙いたい気持ちは強いがまず明日、勝つこと。(リーグ戦で)ここ2試合、結果は敗北だがカップ戦はまた、意気込みが違う。クラブはまだタイトルがない。歴史をつくる思いで臨む」と熱く語った。

リーグ戦はサンフレッチェ広島に6失点、FC東京に3失点と守りが課題。フィンク監督は「トーマス(フェルマーレン)、大崎が戻ってDFラインの安定感も戻ってくると思う。しっかり準備したい」とベスト4進出に自信を示した。