【東京23】東京V、甲府などで活躍した“バウル”こと45歳DF土屋が今季限りで引退

スポーツ報知
引退する土屋征夫(写真は京都時代)

 関東サッカーリーグ1部の東京23FCは21日、DF土屋征夫(45)が今季限りで引退すると発表した。

 東京都文京区出身。土屋は田無工を卒業後、ブラジルに留学。インテルナシオナル、バフェットスに所属。1997年、V川崎(現東京V)に練習参加し、入団。同年8月16日の清水戦でデビューした。以後、神戸、柏、大宮、東京V、甲府、京都でプレー。2018年から東京23FCに籍を移していた。J1通算330試合15得点。J2通算181試合13得点。甲府時代の2017年5月10日、ルヴァン杯の神戸戦で、42歳9か月10日のリーグカップ戦最年長得点を記録した。愛称のバウルはブラジルに留学していた時の街の名前。

 土屋はクラブを通じ、「5歳でサッカーと出会い、今日までずっとボールを追いかけ続けてこれたのは、強い体に産んでくれた両親に感謝しかありません。そして、長いプロ生活を支えてくれた妻、そして子供達に『ありがとう』の言葉を伝えたいです。中学3年でサッカーをやめ、約4年間サッカーをしていなかった後、ブラジルへのサッカー留学を、1つの言葉で送り出してくれた両親、自分が父親になった今、広大な心で子供達の背中を押せるようになったかというと、父親の存在は自分の中でとても大きいものだったのだと思います。プロサッカー選手という、素晴らしい世界でプレーしてきた中で、たくさんの事を学ばせていただき、そして、多くの仲間達に出会う事ができました。感謝の気持ち、そして、私の大きな財産となりました。共に戦ったチームメイト、スタッフ、会社の方々、そして、サポーター、全ての人達に感謝します。ブラジルを経てのプロ生活25年間、自分にとって最高の日々でした。これから、また新たなる夢を追いかけ、何事にも全力で挑戦していこうと思っています。これからも、よろしくお願いいたします」とコメントした。

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