【F東京】採点&寸評 日本代表MF橋本ら3発! 神戸対策で勝利

スポーツ報知
F東京の神戸戦スタメン

◆明治安田生命J1リーグ▽第29節 神戸―F東京(19日・ノエスタ)

 F東京は敵地で神戸と対戦し、3―1で4試合ぶりに勝利した。

 前半6分、MF高萩洋次郎の右足で先制し、その4分後に、MFアルトゥール・シルバがペナルティーエリア左手前から豪快なミドルシュートを決めた。さらに同34分には、日本代表MF橋本拳人がハーフライン手前でパスを出すと、そのまま猛ダッシュ。ゴール前でパスを受けて、倒れながらボールを押し込んだ。この日は、4―4―2の基本布陣から、高萩をトップ下に配置する神戸対策で試合を進めた。長谷川健太監督(54)の読み通り、前半から優勢に試合を進めた。後半に1点を返されたが、粘りきり、勝ち点3をつかんだ。

 F東京の採点と寸評は以下の通り。

長谷川健太監督【7.0】戦略が見事にはまって勝利。代表組不在の中、2週間の準備期間が実る

GK〈1〉林彰洋【6.5】後半34分に好セーブ。攻め込まれるいやな流れを断ち切った

DF〈2〉室屋成【6.5】いつも以上にパッションあふれるプレーで攻守に奮闘

DF〈32〉渡辺剛【6.0】パスミスは自分で難なくカバー。年代別代表の落ち着き

DF〈3〉森重真人【6.5】安定感はもちろん、ビルドアップの場面で違い見せる

DF〈14〉オ・ジェソク【6.0】高いポジション取りで攻撃へも意欲。ゴールにつながるプレーに期待

MF〈8〉高萩洋次郎【7.0】先制点◎、守備◎。戦えて、アクセントにもなる持ち味をトップ下で十二分に発揮。MOM

MF〈10〉東慶悟【6.5】序盤から積極的にゴールに向かう。先制アシスト

MF〈18〉橋本拳人【6.5】代表戦から中3日の疲れ感じさせないランニングで3点目を決める。最後まで落ちない球際の迫力

MF〈7〉三田啓貴【6.0】運動量で東とともに両サイドから勢いつける

MF〈45〉アルトゥール・シルバ【6.5】鮮やかなミドルで加点。守備でもDFを助ける高パフォーマンス

FW〈9〉ディエゴオリベイラ【6.0】自身のゴールはなくとも、コンビネーションで得点を呼ぶ

FW〈11〉永井謙佑【5.5】後半24分にディエゴと代わってIN。猛攻に飲まれ、快足を生かした見せ場は少なかった

DF〈29〉岡崎慎【5.5】後半31分に三田と代わってIN。5バックの一角として任務を全う

MF〈28〉内田宅哉【―】終了間際にIN。出場時間短く採点なし

※平均点は5.5~6.0

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