【G大阪】倉田が脳しんとうと左頬骨骨折で全治3~4週間…チーム得点王が痛恨の離脱

スポーツ報知
倉田秋

 G大阪は20日、元日本代表MF倉田秋(30)が脳しんとうと左頬骨の骨折で全治3~4週間の診断を受けたと発表した。倉田は19日の川崎戦(パナスタ)、1点を追う後半20分にヘディングで貴重な同点ゴールをマーク。しかしそのシュート時の競り合いで、左顔面が相手DFの頭と接触。ピッチに倒れ、そのまま途中交代。スタジアム内で意識は戻ったが、精密検査のため試合途中に救急車で病院に搬送されていた。試合は2―2の引き分けに終わった。

 倉田は今季ここまでFWアデミウソンと並び、チームトップの7ゴールをマーク。攻守でチームに欠かせない存在だったが、11月3日の湘南戦、同10日の大分戦は欠場が濃厚に。チームは川崎戦の引き分けで9位まで浮上したが、J2との入れ替え戦となる16位・湘南との勝ち点差はわずかに4。残り5試合中に湘南、仙台、松本、浦和とJ1残留を争う相手との対戦を4試合も残す中で、背番号10が痛恨の離脱となった。

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