川崎“本領発揮”の3発快勝 鬼木達監督「(劣勢の序盤を)耐えられたのはチームの成長」鹿島下す

スポーツ報知
試合後、本拠地最終戦セレモニーであいさつをする川崎・鬼木達監督

◆明治安田生命J1リーグ▽第33節 川崎3―0鹿島(24日・等々力陸上競技場)

 苦しい時間帯に耐え抜き、自分たちの時間帯に得点を重ねる―。川崎が“本領発揮”の快勝で公式戦8戦負けなしとした。

 序盤は前線にボールが収まらず、中盤では鹿島の日本代表MF佐野海舟に主導権を握られた。それでも山村和也、大南拓磨のセンターバック2枚を中心に守り抜くと、前半34分に左サイドを崩し、FWマルシーニョのパスをFWレアンドロダミアンが沈めて先制に成功した。

 後半は完全に試合のペースを握り、18分に再びマルシーニョ→レアンドロダミアンのホットラインで追加点。同39分にはMF脇坂泰斗がPKを沈め、今季9得点目をマークした。守備でも綻びを見せず、クリーンシートで90分を終えた。

 鬼木達監督は「スタートで鹿島が非常にいいサッカーをしていて、そこで決められていたらわからなかった。そこで耐えられたのはチームとしての成長だと思います。粘り強くゴール前で戦えたし、自分たちの狙い(の場所)に何度も入ることができていた」と手応えを示した。

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