U22日本代表・近藤友喜、スター軍団候補アルゼンチン相手に仕掛ける…相手の隙を「ついていければ」

スポーツ報知
アルゼンチン戦に向け調整するU―22日本代表MF近藤友喜

 パリ五輪を目指すサッカーU―22日本代表は18日にU―22アルゼンチン代表とIAIスタジアム日本平で対戦する。2度目の同代表招集となったMF近藤友喜(22)=横浜FC=は、強豪相手に仕掛ける姿勢で挑む。

 相手には、カタールW杯優勝メンバーで卓越した技術に得点力を兼ね備えたFWアルマダ(アトランタ)や、Rマドリード所属の19歳で欧州CLにも出場しているMFパスらがいる。さらに監督は元同国代表主将のマスチェラーノ氏と、スター軍団候補が満を持して来日した。

 近藤は「個の能力やはがす能力が高い印象はありますけど、隙もあるというミーティングだった。そこをついていければ」と強豪相手にも意欲的だ。

 大岩剛監督は「チームとしてはしっかりとボールを奪いに行く積極性、どの場所でどのようにボールを奪いにいくか、という共通認識を持った上でプレーをすること。攻撃に関してはしっかりとボールを支配する、スペースを支配する、そういうゲームをしていきたい」と強調している。

 一方、所属する横浜FCではチーム事情もあり、守備に重点を置かざるえない。目指しているサッカーのスタイルが異なるが「プレッシングのところはずっと、この世代はやってきている。その中で僕は、今の横浜FCのスタイルとの違いがある。うまくフィットしていかないといけないですけれど、頭の切り替えというか、いつもは一歩下がるところを一歩前に行かないといけない。そこは意識的に取り組まないといけない」と口にした。

 アルゼンチンとは18日以外に、非公開でもう1試合を戦う予定。どちらで起用されるかはわからない。それでも出番があれば、得意のドリブルを武器にチャンスメイクしていくつもりだ。「3トップなので、張る分、前向きに仕掛ける場面があると思う。自分の力を出せればいいかな。ウィングバックより攻撃的なポジションなので、良さは出せるかなと思います」これまで世代別代表に縁がなかった日大卒MFが、生き残りをかけたアピールに挑む。

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