敵地に乗り込んだ8位の大分トリニータが、終了間際の劇的弾で10位の浦和レッズを下した。

0-0で迎えた後半ロスタイム3分、FW後藤優介(26)が決勝ヘッド。6人がつないだカウンターで、最後はDF三竿の左クロスを頭で押し込んだ。

試合後は「すごく難しい試合だったけど、我慢して一丸となって戦えた。(決勝弾の場面は)僕は走っただけだったけど、みんなでつないだボールだったので思い切りいけた」。得点直後は大騒ぎでもみくちゃにされたが、インタビューでは控えめに喜びを語った。