アモリムvsジダン、マンチェスターU次期監督有力候補2名に! テンハグ監督への信頼揺らぐ

スポーツ報知

 イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスターUが、次期監督候補として日本代表MF守田英正(28)が所属するスポルティングのルベン・アモリム監督(38)と、前Rマドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏(51)の2名をリストアップしていることが明らかになった。

 英高級紙「ザ・タイムス」が掲載した記事によると、マンチェスターUは10試合が行われた今季のリーグ戦ですでに5敗を喫し、61年ぶりのワースト記録したテンハグ監督の「後継者探し」に入っているという。

 「タイム」紙によれば、テンハグ監督の最大の問題は”控え室の統率が取れなくなっている”こと。就任以来、C・ロナウドを皮切りに、マグワイア、そして今季になってサンチョとチーム内のスターと問答無用の強い指導法で対立したことが表面化。しかし、最近ではそんな監督の独善的な方針が求心力を失くし、クラブ側はマンチェスターUで選手の信頼を失くした監督は「伝統的に立ち直ることは困難」と見て、オランダ人指揮官の更迭を真剣に考慮し始めた。

 こうした状況でまず浮上したのが、スポルティングを昨季のポルトガル王者に導いたアモリム監督。ドイツ代表監督に就任したユリアン・ナーゲルスマン監督(36)と並び、現在のヨーロッパで最も期待されている若手監督だ。

 そして対抗がジダン氏。Rマドリードで欧州CL3連覇を達成した実績は秀逸の一言。2021年に辞任して以来、チームを指揮していないが、欧州サッカー界でその存在はまさにレジェンド。スーパースター軍団を束ねる力を備えていることも魅力だ。

 今後、テンハグ監督が早急にチームの状況を改善できなければ、若手のナンバー・ワン監督か欧州の敬意を集めるレジェンド監督のどちらかにマンチェスターUの勧誘の手が伸びることになりそうだ。

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