森保一監督、こん身のジョーク「W杯出場を副賞にいただけたら…」 AFC表彰式用に準備もスピーチなし

スポーツ報知
アジア・サッカー連盟の年間最優秀監督に選ばれ、ドーハから帰国した日本代表の森保一監督(カメラ・星野浩司)

 アジア・サッカー連盟(AFC)の年間表彰式で最優秀監督に選ばれた日本代表の森保一監督(55)が1日、ドーハから成田着の航空機で帰国した。

 昨秋のカタールW杯で強豪のドイツ、スペインを破って16強入りした功績が評価された。「賞を頂けたことは光栄で名誉であり、うれしく思っている。スタッフ・選手と一丸で戦った結果の賞なので、チームとして喜びたい」とかみしめた。

 男子の日本代表監督では、2000年にアジア杯で優勝したフィリップ・トルシエ氏(68)、10年南アフリカW杯で16強に導いた岡田武史氏(67)に続く、3人目の快挙となった。「できればご褒美として(次の)W杯出場を副賞にいただけたらと思うけど、そこは自分たちでつかみ取っていきたい」とニヤリ。表彰式用に準備していたコメントだが、スピーチ自体がなかったため不発に終わったこん身のジョークを披露して笑わせた。

 「アジアNO1監督」として、今月から26年北中米W杯のアジア2次予選(16日ミャンマー戦、21日シリア戦)、1月からアジア杯(カタール)に臨む。「全ての試合に勝利を目指してベストを尽くして戦うことは変わらず常にやっていきたい」と言い切った。

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