ウズベキスタン女子、各組2位の最高成績で最終予選進出…第2戦で日本相手に2失点に抑え得失点差で勝ち上がる

スポーツ報知
10月のアジア大会に出場したウズベキスタン女子代表(ロイター)

◆女子サッカー パリ五輪アジア2次予選 ▽最終節(1日、ウズベキスタン・タシケント)

 FIFAランク8位で今夏の女子W杯8強なでしこジャパンは、同34位ベトナムに2―0で快勝。3連勝で来年2月のパリ五輪最終予選進出を決めた。前半40分、右サイドバック(SB)の清水梨紗(27)=ウェストハム=が果敢な攻撃参加から先制点。後半開始から右SBに入ったDF守屋都弥(27)=INAC神戸=が同8分に追加点を奪って逃げ切った。最終予選の相手は北朝鮮に決定。もう1カードは、オーストラリアとウズベキスタンに決まった。来年2月24日と28日にホーム&アウェー方式で行われる。

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 C組2位で、本田美登里監督(58)が率いるウズベキスタンが、得失点差でA組2位のフィリピンを上回り、最終予選進出を決めた。第2節で日本がオーストラリアとの対戦を回避するためにとった“追加点を取らない”選択が、ウズベキスタンも救った形となった。

 この日行われていたB組の中国―韓国は1対1のドロー。両国とも勝ち点6以上に伸ばせなかった。

 フィリピンとウズベキスタンはともに勝利して勝ち点は6。ただフィリピンは第2戦でオーストラリアに0―8で敗れたのが響き、得失点差を挽回できずマイナス4。ウズベキスタンは第2戦で日本に敗れたものの、0―2。得失点差では最終的にプラス2に持ち込み、各組2位の最上位国となった。

 なおこの日、韓国は先制したが中国に追いつかれた。勝てばB組1位通過だっただけに、まさに痛恨のドローとなった。

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