横浜FM、ACLカヤF戦前日会見 GK一森「GKとDFで危険を察知」仁川戦の反省も生かし

スポーツ報知
横浜FMのGK一森純

 横浜FMのマスカット監督とGK一森純が24日、横浜国際総合競技場でACL・カヤF(フィリピン)戦の前日会見に臨んだ。

 ホーム・仁川戦(2●4)、アウェー・山東戦(1〇0)と1勝1敗で迎える一戦。各組1位と各組2位の上位3チーム(全5組)が決勝トーナメントに進めるレギュレーションの中、ホーム初白星を目指す。マスカット監督は「ホームだし、常に最高のポイントを取ろうと思っている。ここ数日はリカバリーで重点をおいてやってきたが、明日もいいパフォーマンスをするために準備している。パフォーマンスをピッチ上で表現したい。勝ち点3を取りにいく」と意気込んだ。

 チームではDFラインを中心にけが人が相次ぐ。中2日でリーグ・福岡戦を控えていることからも、ここまで出場機会の少ない選手がピッチに立つ時間は長くなることが予想される。指揮官は福岡戦について「重点を置いていない」と語り、「とにかく明日の試合に勝ちにいくために誰を出すか。すべて出し切るために何をしなければいけないか。簡単な試合にはならない。戦うために、ハイレベルな試合を見せるために何をすべきか。難しい状況だからこそ強くなれることもある。どのポジションで誰が出るとかではなく、誰が出てもこのサッカーを楽しみ、勝ち点3を取る」と目の前の勝負に徹する姿勢を見せた。

 カヤFは5バックでのブロックを固めながらカウンターを狙ってくる戦い方を用いてきている。仁川戦でも速攻を中心に4失点喫したことからも、一森は「ホームの仁川戦で痛い敗戦をして、多くを学んだ。敗戦後にはチームミーティングもしたし、選手の間で二度とあんな思いをしたくないと話をした」と悔しげな表情で振り返る。反省を生かし、「マリノスとしては多くの時間ボールを支配して攻撃し続けたい。そのぶん後ろに広大なスペースがあるので、GKとDF中心にどこが危険なスペースか、タイミングなのか、事前に察知して防ぐことが大事。決勝トーナメントに進むためにもホームで負けられない」とポイントを挙げた。

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