１０・２８「大阪ダービー」は日本シリーズ第１戦と同日開催　Ｃ大阪・小菊監督「野球同様、熱い試合を」

　Ｃ大阪・小菊昭雄監督が２４日、公開練習後に取材に応じ、２８日に本拠地ヨドコウ桜スタジアムで開催されるＧ大阪との「大阪ダービー」への意気込みを語った。

　全公式戦での通算成績は２１勝１２分け２８敗と負け越しているＣ大阪だが、リーグ戦に限れば４連勝中。２０１９年から８戦負けなし（６勝２分け）と圧倒している。最近のチーム状況を見れば、７位のＣ大阪は４戦未勝利（１分け３敗）で４試合連続ノーゴール。１３位・Ｇ大阪も６戦勝ちなし（２分け４敗）と互いに好調とはいえないが、チケットは試合の１か月半前の先月１０日に一般席が完売。以降に追加販売された訳あり席（手すりや柱などでピッチが見えづらい、通常は販売していない座席）も完売となるなど注目度は高い。小菊監督は「いつもダービーは順位や状況は一切関係ない。こういうタイミングだからこそ、一つになって向かってくると思う」とライバルへの警戒を強めた。

　偶然にも、２８日は阪神とオリックスによる日本シリーズ第１戦も開催。指揮官は「関西が盛り上がるすごい１日になる」と歓迎するとともに「ダービーを通して、サッカーの素晴らしさを関西の皆さんや全国の皆さんに伝えていきたい。野球同様、熱い試合を期待されていると思うので、その期待に応えられるように頑張りたい」と闘志をみなぎらせた。