【ルヴァン杯】横浜FM、PKの1点守り浦和に先勝 FWアンデルソンロペス「ホームで勝つと強い気持ちで」

スポーツ報知

◆YBCルヴァン杯 ▽準決勝第1戦 横浜FM 1―0 浦和(11日、日産ス)

 横浜FMはホームで浦和に1―0と勝利した。後半16分にFWアンデルソンロペスがPKで得点。ホームではリーグFC東京戦(8月19日、2〇1)以来の白星をつかみ、5大会ぶりの決勝進出へ前進した。アウェーでの第2戦は15日に行われる。

 前半はリーグ最少失点を誇る浦和の堅守に阻まれ、決定機を思うように作れず、カウンターからピンチを招いた場面もあった。それでも無失点にしのぎ1点を先取。マスカット監督は「優位に立ちたいとは伝えてきたし、攻撃的に相手を圧倒しようと入った。前半、相手のロングボールやカウンターで危ない場面はあったがうまく選手は防いでくれた。タフな試合だった」と振り返った。

 値千金の先制点を仕留めたロペスも「ビッグクラブの浦和とやるときはいつも難しい」と簡単な90分間ではなかったと語り、「ホームで勝つと強い気持ちで臨んだ。全員がその気持ちを持って戦い、勝てて良かった。PKは練習している。集中して平常心でやることを心がけた」と先勝に安どの表情。しかし、戦いはまだ終わっていない。指揮官は「まだ何も成し遂げていない。アウェーの地でまた難しい試合が待っている」、GK一森純も「誰もこの勝ちに浸ってる選手はいない。逆に自分たちは前のステージ(準々決勝・札幌戦)で絶対にホームでやってやる(逆転する)と思いでこのステージに進んできた。しびれる状況でマリノスのゴールを守る責任は重く受け止めている。軽いプレーはできないし、でもそれを力に変えたい」と15日の第2戦へ集中を高めていた。

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