横浜FC、浦和戦の判定めぐり意見書を提出…PKの場面でオンフィールドレビューなし
スポーツ報知
J1横浜FCが4日までに、J1第29節浦和戦(埼玉スタジアム)の判定をめぐりJリーグに意見書を提出した。クラブ幹部が同日、明らかにした。
浦和戦では横浜FCが1点リードの後半に、DFンドカ・ボニフェイスがFW興梠慎三をペナルティーエリア内で倒したと今村義朗主審がPKを浦和に与えた。
この場面をめぐっては、直前のプレーで興梠がボニフェイスを引っ張ったように見える場面ではファウルとならず、その後のプレーでPKとされたこと。さらにVARチェックの際にオンフィールドレビューがなかったこと、などが指摘された。
横浜FCはPKを決められて引き分けに終わり、翌日に勝利した湘南に勝ち点1差上回られ、降格圏の最下位に転落した。
四方田修平監督は4日の練習後に取材に応じ、「レフリーも人間なのでミスジャッジは起こる」とした上で、主審とVAR担当の間で「どういうやりとりがあったのか、どういう判断でオンフィールドレビューをしないということになったのか」と疑問点を指摘。「残留できるかどうかと争っている、勝ち点1がみんなの人生を決めていくような状況なので。それが率直な気持ちではあります」との思いを明かしていた。