マンチェスターCがファーガソン獲得へ! 18歳アイルランド代表FWをハーランドの後継者に指名

スポーツ報知
イングランド1部ブライトンのアイルランド代表FWファーガソン(下)と日本代表MF三笘薫(ロイター)

 マンチェスターCが、プレミアリーグ史上4人目の18歳ハットトリックを達成したブライトン所属のアイルランド代表FWエバン・ファーガソン(18)獲得に動き出すことが明らかになった。

 英大衆紙「inews」(アイ・ニュース)が掲載した記事によると、昨季の三冠王者マンチェスターCのスカウト関係者が同紙の取材に応じ、ファーガソン獲得の可能性を認めたという。

 この記事によると、ファーガソン獲得はプレミアリーグ・デビュー・シーズンで36ゴールの新記録を打ち立て、チームの得点源となったノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(23)のRマドリード移籍の可能性が深く関連。昨季の移籍時に結んだ契約は2027年までの5年契約となっているが、3シーズンを終了した2025年の夏には推定2億ポンド(約379億円)以上の移籍金提示があった場合、契約解除ができる条項が含まれている。

 そこでマンチェスターCは、先週のニューカッスル戦でハットトリックを達成したファーガソンをハーランドの後継者候補として指名。将来的にノルウェーの怪物からアイルランドの怪物への切り替えを見越しているという。

 ファーガソンは今季、4試合に出場して4ゴール。しかし開幕戦、そして第2節はサブ出場で、先発は2試合。9月2日のニューカッスル戦で18歳ハットを達成した勢いに乗って、今季の成績がさらに上昇すれば、移籍金が1億ポンド(約189億5000万円)の大台を超える選手となるのは間違いない。

 しかしこの移籍金額が資金潤沢なマンチェスターCの支障にはならず、来夏の獲得ならしばらくはハーランドとの2トップで起用し、現時点の欧州で抜きん出た存在となった先輩センターフォワードのプレーを学ばせる方針。そしてうわさ通りにハーランドが2025年以降にRマドリード移籍を果たしたとしても、成長したファーガソンがその穴を埋めるという計画がすでに立てられているようだ。

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