ノリさん「僕自身もリオ五輪落とした間抜け男だった」…なでしこ、出場2枠五輪アジア予選の難しさ語る

スポーツ報知
なでしこジャパンの発表会見に臨んだ佐々木則夫女子委員長(左)と池田太監督(カメラ・田中 孝憲)

 日本サッカー協会は4日、国際親善試合アルゼンチン女子代表戦(23日・北九州)に挑む「なでしこジャパン」23選手を発表した。今夏行われた女子W杯のメンバー23人のうち、浜野まいか(19)=ハンマルビー=と、杭州アジア大会に出場する千葉玲海菜(24)=千葉=を除く21人が登録された。またMF三浦成美(26)=カレッジ=とDF宝田沙織(23)=リンシェーピング=の2選手が代表に復帰した。

 発表会見で佐々木則夫女子委員長が、2枠しかない五輪アジア予選の難しさを語った。佐々木氏は監督を務めていた15年W杯カナダ大会で準優勝。ところが翌年のリオ五輪アジア予選で敗退した。

 当時について「アジアでの2枠の突破って非常にプレッシャーがあると思いますね。実際に僕自身もリオ五輪を落とした間抜け男だったわけですよ。世界大会で準優勝してリオ五輪を落とした。それだけやはりアジア予選って非常に緊迫感のある準備をしなければいけない」と説明した。

 今回は2次予選を突破した4か国が2つに分かれ、ホーム&アウェー方式で出場国を決める。同じアジアからはオーストラリアがW杯で4位に入っており、日本と対戦する可能性もある。佐々木氏は「全スタッフ、全選手と共に気を締めて予選、そしてパリ五輪を目指したいと思っています」と話した。

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