神戸新加入ヴェーチェイが離脱斉藤の代役請け負う「強みは戦術理解。150%以上出す」ノエスタで会見

 J1神戸に完全移籍新加入したハンガリー代表のMFバーリント・ヴェーチェイ(30)が元スペイン代表元スペイン代表MFフアン・マタ(35)とともに本拠地ノエビアスタジアム神戸で会見した。中盤の要だったMF斉藤未月が左膝に全治約1年の重傷を負い今季絶望。斉藤の離脱を強力な助っ人2人で緊急補強した。

 強化、育成部門トップの永井秀樹スポーツダイレクター(SD)は「斉藤は替えが効かない日本の宝。2人が悲願の初タイトルに向けてラストピース。2人のパフォーマンスはもちろんパーソナリティーも大きかった。チームがさらなるバージョンアップするよう2人に期待している。我々の斉藤のために悲願の初タイトルをつかみとりたい」と力を込めた。

 背番号6を背負うヴェーチェイは「神戸から声がかかったときわくわくした。活躍できる姿をイメージできた。自信を持って、このクラブでタイトルに関わるプレーをしたい。チームには素晴らしい選手が集まっていてタイトルをとるチャンスは十分にある。初タイトルに向け最大限貢献できれば。新しいユニホームでプレーできることを待ち望んでいる」と意気込んだ。

 永井SDは「バロン(ヴェーチェイ)に関しては斉藤未月と同じポジションでハンガリーリーグでもかなり高いボール奪取率、デュエルも素晴らしい」と、斉藤同様、守備的MFとして期待した。

 ヴェーチェイは「強みは戦術理解と思っている。守備のスタッツがいいと言われたように、守備から攻撃への視野、左足のフィードを生かす選手と(自身で)思っている。150パーセント以上出すために、日本人のメンタルを学び、最大限のハードワークで貢献したい。来年の代表に「呼ばれるためにも、高いレベルのリーグで戦うのは重要。ハンガリー代表でもEURO(UEFA欧州選手権)が大きな目標。この国で優勝争いすることで目標の代表での活躍に近づきたい」と語った。

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