【大迫不在どう乗り切る?内田記者が提案】格下相手、鎌田が代役こなせる…公式戦でスタイル変えるのはバツ

スポーツ報知
内田の提案

◆W杯アジア2次予選 日本―モンゴル(10日、埼玉スタジアム)

 サッカー日本代表は8日、22年カタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(10日・埼玉)、タジキスタン戦(15日・ドゥシャンベ)に向けた合宿2日目をさいたま市内で行った。FW大迫勇也(29)=ブレーメン=不在で臨む2試合を前に、日本代表担当の3人が森保ジャパン最大のテーマ解消法を提言する。

 アジア2次予選レベルでは、鎌田に大迫の代役を担わせれば十分と考える。所属するフランクフルトではトップ下や2列目を主戦場にしているが、昨季のシントトロイデンではより前線の1・5列目でプレー。定期的にプレーを視察する代表関係者から「東京五輪で1トップとしてオーバーエージでやれる」という声が出るほどの能力を持つ。

 今回のモンゴル、タジキスタンとは実力差が離れている。ドイツ人DF相手には大迫のようにできなくとも、このレベルでは難なくこなせる公算が大きい。公式戦でサッカーを変えること。同じ役割を違う選手に任せること。リスクは前者の方が大きいことから、鎌田に大迫のような1トップを求め、いつも通りのボールの動かし方で、がっちり勝ち点6を手にしたい。(内田 知宏)

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