C大阪 大体大3年・FW古山兼悟の加入内定 昨年関西学生リーグで得点王 特別指定選手で登録

スポーツ報知

 C大阪が2025年シーズンの新戦力として、大体大3年・FW古山兼悟(21)の加入が内定したことが29日、分かった。近日中に発表される予定。今季は大学に所属したままJリーグの公式戦に出場できる特別指定選手として登録される見通しだ。

 大阪府出身の古山は島根・立正大淞南から大体大に進学。昨年は2年生ながら関西学生リーグで19ゴールをマークし、得点王を獲得。12試合連続ゴールの同リーグ新記録も樹立した。今季もここまでリーグ戦12試合で2度のハットトリックを達成するなど、得点ランクトップの15得点。優れた得点感覚だけではなく、攻守に体を張ったプレーも魅力のセンターFWだ。

 大学の最終学年を待たずにプロ入りが決まった選手は、日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)が法大2年時に鹿島、同MF三笘薫(ブライトン)が筑波大3年時に川崎への加入が発表された例が有名。C大阪にとっては、大学3年での内定は珍しく、将来の得点源として期待を寄せるストライカーに熱意を示した。

 ◆古山 兼悟(ふるやま・けんご)2002年7月11日、大阪府生まれ。21歳。IRIS生野SS、立正大淞南を経て21年に大体大に入学。高校2年時にチームは冬の全国高校選手権に出場したが、初戦敗退で自身は出場機会なし。178センチ、70キロ。

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