女子サッカー、アジア大会は「なでしこ」名乗れず…同時期に親善試合、W杯メンバーは千葉玲海菜のみ

スポーツ報知
佐々木則夫・女子委員長

 9月23日開幕の杭州アジア大会に臨む女子日本代表21人が29日、日本サッカー協会より発表された。同時期に親善試合アルゼンチン戦(同23日・北九州)が組まれているため、アジア大会組は実質“B代表”となり、規定により「なでしこジャパン」の愛称を使用することができない。池田太監督(52)も帯同せず、A代表キャップ数にもカウントされないという。

 佐々木則夫・女子委員長(65)は都内会見で、24年パリ五輪に向けて選手層の底上げを図る考えを示し「若い選手、再度代表戦の場で見たい経験ある選手を選んだ。優勝を限りなく求めて臨む」と語った。W杯メンバーはFW千葉玲海菜(24)=千葉=のみ。東京五輪代表のMF塩越柚歩(25)=三菱重工浦和=が10番を背負う。日本は1次リーグでバングラデシュ、ネパール、ベトナムと対戦する。(岡島 智哉)

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